楽して楽しみを与えるのか?

自チームに在籍してた子供達で、4年生位まで目覚しい活躍をしていた時期があり招待試合でも大きな大会でも常に上位にいた。ところが、4年の夏を過ぎたら全く持って勝てない試合が続き、低迷のままJr・サッカーを終えてしまいました。指導者の方はしっかりと教える事が出来る方であり、自分の拘りをぶれる事がないまま続けて来られた方。ではなぜか?

学年単位で1人、まとめ役を親がやる決まり。その親こそが元凶の源であった。他チームからの練習試合の申し入れはその親に連絡が行くシステム。そこでその親はフィルターをかけ、強豪チームとは絶対にやらない、そこそこ勝てるチームとだけは試合を組んできた人である。そのおかげで、子供達はサッカーの本当の強さを知らないままやってきてしまった。まことに遺憾である。

強豪チームにその時は勝てなくても、良いプレーが出せなくても、日々の努力の積み重ねが結果として出た時、必ずや強豪チームにも勝てるだろうし、良いプレーも出せれるようになってくるはず。その時こそサッカーの本当の楽しみ、強さ、達成感を味わう事が出来ると思う。

子供達の本当の楽しみを奪ったらアカンよ。まさに苦あれば楽あり。1つ1つの壁を乗り越える時の楽しむ環境を作ってあげるのも親の役目と思うで。