指導者はきっかけを与えるだけ

 

  指導者は、ドラゴンボールに出てくるナメック星の最長老様みたいなものと考えている。

  例えば、フェイントを1つ教えたとしても、それはやり方のみ。

  幅、タイミング、スピード、方向などはある程度は教えるが、あとは子供達自身が

  工夫して覚えるしかない。

  勉強も同じ、わからない問題を答えまで教えたら子供の為にならない。

  間違った事を間違ったままにさせない、出来ない事を出来ないままにさせない。

  ではなぜ間違ったのか、なぜ出来ないのかを考えさせ、

  どのようにしたら改善できるかを子供自身で考えさせる。

  そういう環境にしてあげるのが必要だと思う。

  子供達が自分で考え自ら行動し始めると、準備、判断が出来るようになってくる。

  今度はそこに、その準備でよかったのか?その判断でよかったのか?を考えさせる。

  間違ったら何度でも繰り返し、修正していけば良いと思う。

  そうやって挑戦してる時こそ、子供のスペックが上がる時。だから、そんな時こそ

  指導者、親は何か言いたい事があってもぐっと我慢。何も言わず見守ってやる事も

  子供が伸びるきっかけになる時もある。(放置しすぎるのは、アカンよ)

  ちょっとしたきっかけで、一気に伸びる子もいれば、少しずつ伸びる子もいる。

  そこはあせらんとじっくり見て行きたいもんです。