子供を見る目を変える大事さ ②

数年前に高学年の試合を見に行った時の事。応援席側から、親が自分の子供に 

「何やってんだ!」 「お前が動かんから、やられてるやろ!」 叱責、罵倒、罵声、ダメ出し。

言われてた子は、案の定試合中に泣いてしまい試合どころではなくなってしまった。

そんなアホ親はそれでも飽き足らず、事もあろうに他の子供にまで言い出す始末。

結局2,3人の子供がそのアホ親の被害者になってた。この親、毎回そんな感じである。

近くで聞いてて良い気分ではない。だんだんと腹が立って来たので言ってしまいました。

その時、そのアホ親とアホ親の取り巻き連中もいました(ボス父兄含)。

が、そんな事関係ありません。青二才ですが一応コーチですので、子供を守ろうと思い言ってしまいました。

青コ 「子供が、あなた達のせいで動きが悪くなってます。考えて応援してやってください。」

親    「はぁ? じゃどうやって応援すればええんよ?」

青コ 「ダメ出しばかり言うとるんですよ、おたくらは。泣いてる子がおるんよ、もう少し

   違う言い方があるのと違いますか?」

ボス 「うちら子供はそんな簡単に凹むことないで、他が弱すぎるんや。」

空いた口が塞がりません。完全に勘違いしとる。あきれてそれ以上言うのをやめました。

試合後、子供達に応援席から何を言われているか聞いて見た。

「どの親が何を言ってるか全部知ってるよ。」 「正直、うんざりや」 

「この前、頭に来たからその親にうるさいって言ってやったで」

やっぱり子供は子供なりに一生懸命にやってます。失敗しても良い失敗やったら

しっかりと褒めてやらなアカンでしょ。全部が全部上手くいくわけないないやん、失敗を繰り返して上手になっていくんよ。厳しい目だけで見て、ダメ出しばかり言ってたら臆病風に吹かれて 何も出来なくなってしまいますよ。